2008年11月
難航中
一番の原因は予算がないからなのだが。
イニシヤルコストの中で何がかかるかと言えば、保証金だ。
元々保証金とは、地主が資産運用として、ビルを建ててテナント収入を得る為に、銀行から莫大な金を借りるので、その利子を減らす目的で店子に借金を肩代わりさせるシステムである。
だから、敷金とは意味合いが違う。
しかし実際は、保証金に敷金が含まれているような曖昧なものになってしまっている。
だから、例えば木造物件で家賃20万・保証金300万なんてのがあると、「アホか!」と思う。
条件にもよるが、家賃数ヵ月分と解体費用分あれば、いつ夜逃げされても絶対損しないはずだろう。
家主の資金ぐりの為に、何でも保証金を取られるのは納得がいかないね。
そんな事を考えつつ、早く物件出て来ないのか祈るばかり。
インドカレー
最近、物件を探して街を歩き回っているが、ついでにカレー屋チェックも欠かさない。
いろいろと歩いてみて、インドカレー屋が意外と多い事に気がつく。
特に新宿・西新宿近辺は多い。昔はこんなに無かったぞ。
チェーン店が増えたからだと思われるが、金額的にはまだちょっと高いきがする。(だってナンが250円とかする、粉物ですよ?)
ランチはさすがにリーズナブルだが、カレー好きとしては、安くて旨いインドカレー屋の出現を期待する。
テンポス2
自分がインテリアデザインをしていた15年ぐらい前は、景気がいいせいもあったのか、新規出店の場合厨房器具は新品が当たり前だった。
だいたい中古器具自体がほとんど流通してなった。
そんな状況の中現れたのがテンポスだった。
その起業精神は、中小企業の防波堤になって飲食業界を盛り上げると言う事だった。
確かに自分が経営者になると、イニシャルコストを如何に安くあげるかは、事業としてやっている会社とは感覚が違ってくるし、業務用の中古什器(イス、テーブルなども)が新品の半値以下で買える事は、大いに助けになる。
まさに、需要のある所にチャンスあり。
因みに“テンポス精神17ケ条”ちょっと面白いので、暇な人はホームページ探して見てくださいね。
350円カレー
新宿十二社あたり。
コスト的にカレーを考えた場合、350円で提供する事は可能である。
しかしながら、安いカレー(自分ではスタンドカレーと分類)を食べると、大抵、想像していた通りの学食で食べたあのカレー味である。
かといって不味いわけではなく、“この値段ではこんな物”といった社会的コンセンサスが取れているのか(自分を含め)、一応に満足してしまう。
でも自分が考えているカレーとはやはり違うものなので、スタンドカレーとは戦わない事に決めました。
しかし、最近のカレー屋は高い!
もらっちゃった
今回は予算が全くないので、内装工事は自分でやる予定でいる。
つい半月前に住宅のリフォームで、大工工事をしたばっかりなので、電気と設備工事さえ頼めば50万程で何とかそれなりに形に出来ると踏んでいる。
設備機器は、残念ながら先日閉店した下北沢のカフェ「ガディス」のナンちゃんより店の設備一式貰い受ける事が出来たので、搬送費だけで済むことになった。
この事は、イニシャルコストを押える上で大きい。
と言うか、「ガディス」を閉める話の中で、設備を処分すると聞いて、
“それならもったいないからオレが貰って店やろーかな。”
っていう流れがあったので、低予算での出店めどがたったから、カレーでビル計画が進んでいるんですけどね。
ナンちゃんに感謝しつつ、早くカレー屋をやりたい今日この頃。
屋台
東京国際フォーラムの屋台。
当初イニシャルコストを押さえ為に、車での移動販売を念頭にカレー屋を考えていたのだが、どーもやる気が出て来なくて、何でなのかとヨクヨク考えてみると、仕事場として店を持つ安心感が絶対的にあって、移動販売の可能性よりも場所を確保出来ない場合の不安感の方が最後まで拭いきれなかったようだ。
まあ、移動販売は次のチャレンジとしてとっとこ。
ネーミング
なかなかインパクトのある店名だ。名付けた本人は「オレって天才!」って思ってるんだろうな。
さて、今度のカレー屋の店名だが、一応あんまり考えずに決めているのだが…。
他のカレー屋の店名も参考にしてみたが、どこも今ひとつでインパクトのあるネーミングは無かった。
やはりトンチの効いた、海馬に刺さる様なんじゃないとね!
そこでこの店名
REDCHILI&BLACKPEPPER
略して「レッチリ!」
完璧。